【FX初心者ロードマップ第10話】ストップロスは根拠を持って設定する

ストップロスを入れる重要性は分かった。

でも次に悩むのが、「どこに置けばいいのか分からない」という問題です。

なんとなく◯pips、なんとなく直近の価格。

こうした感覚的なストップロスは、相場のノイズに引っかかりやすく、結果として「切らされた」という感情を生みやすくなります。

ストップロスは、感情で決めるものではありません。

この記事では、FX初心者向けになぜストップロスには根拠が必要なのか、そしてどんな考え方で位置を決めればいいのかを解説します。

「切らされたトレード」を減らし、納得感のある損切りをできるようになっていきましょう。

なぜ根拠のないストップロスは機能しないのか

①なんとなく置いた損切りは狩られやすい

ストップロスを入れるようになった。

それ自体は、とても大きな進歩です。

ただし、次に多くの人がぶつかる壁があります。

「ストップロスばかりに引っかかる」

という悩みです。

この原因のほとんどは、

なんとなくの位置に損切りを置いていることにあります。

キリのいい数字。

自分が許容できそうなpips。

こうした理由で置いた損切りは、相場から見れば意味のない場所です。

②相場が否定された場所に置く必要がある

相場は、ランダムに動いているようで、実はとても素直です。

意味のある場所では反応し、

意味のない場所は簡単に通過します。

だからこそ、ストップロスは、

「ここまで来たら、この考えは否定される」

という場所に置かなければなりません。

ストップロスに必要な「根拠」とは何か

①トレードシナリオの崩壊ポイント

まず大前提として、

トレードには必ずシナリオがあります。

上に行くと思った理由。

下に行くと思った理由。

その理由が崩れる場所。

そこが、ストップロス候補です。

損切りは「負けのライン」ではなく「シナリオ終了ライン」

②テクニカル的に意味のある場所

根拠のあるストップロスは、必ずテクニカルと結びついています。

直近の安値・高値。

水平線。

トレンドライン。

これらは、相場が意識している場所です。

そこを超えたら、流れが変わったと判断できます。

代表的なストップロスの置き方

①直近安値・高値の外側

最も基本的で、分かりやすい方法です。

買いなら、直近安値の下。

売りなら、直近高値の上。

ここを超えたら、トレンドの継続は疑わしくなります。

多くの人が意識する場所=根拠になる

②サポート・レジスタンスの外側

第7話・第8話で学んだ水平線も、強力な根拠になります。

サポートの下。

レジスタンスの上。

ここを抜けたら、役割転換やトレンド転換が疑われます。

初心者がやりがちな根拠のズレ

①損失額から逆算する

「このくらいなら耐えられる」

「〇pipsまでならOK」

この考え方は、非常に危険です。

先に決めるべきは、相場の否定ポイントです。

金額は、その後に調整します。

②狩られたくないから広くする

損切りが怖くて、必要以上に広く置く。

これも失敗パターンです。

根拠がない広い損切りは、ただの先延ばしです。

根拠あるストップロスがもたらす変化

①損切りが怖くなくなる

「ここを超えたら間違い」

と納得できていれば、損切りは怖くありません。

感情ではなく、ルールだからです。

②トレードの検証ができるようになる

根拠があれば、振り返りができます。

なぜ負けたのか。

どこが間違っていたのか。

これが、成長につながります。

次に学ぶべきこと

ここまでで、損切りの考え方はかなり完成しました。

次回は、いよいよ「利益確定」について解説します。

どこで逃げるかと同じくらい、どこで利益を取るかは重要です。

ここから、トレードの完成度が一気に上がります。

まとめ|ストップロスは「価格の意味」で決める

ストップロスは、適当に距離を取って置くものではありません。

その価格を超えたら、「自分のシナリオが崩れた」と判断できる場所に置くことが大切です。

反転ポイント、直近の高値・安値、意識されている水平線。

こうした根拠のある価格帯を基準にすることで、ストップロスは“ただの損切り”ではなく、トレード判断の一部になります。

納得できる損切りができるようになると、トレードのメンタルは一気に安定します

次回は、「どこで利益確定をするべきか」という、もうひとつの大きなテーマについて考えていきましょう。