【FX初心者ロードマップ第19話】トレンドラインは何度も引き直す

FX初心者ロードマップ

トレンドラインを引けるようになると、「この線を信じていいのか?」と迷う場面が出てきます。

きれいに引けたはずのラインを、価格があっさり割ってしまうこともあるでしょう。

そこで「トレンドラインは使えない」と感じてしまう人も少なくありません。

ですが、トレンドラインは一度引いたら終わりのものではありません。

相場の動きに合わせて、何度も引き直しながら使っていくものです。

この記事では、応用編としてなぜトレンドラインを引き直す必要があるのか、どんなときに見直すべきなのかを解説します。

線に相場を合わせるのではなく、相場に合わせて線を更新する感覚を身につけていきましょう。

なぜトレンドラインを引き直す必要があるのか

①相場は常に同じ形では進まない

トレンドラインを一度引くと、

「このラインが正解だ」

と思ってしまいがちです。

しかし、相場は生き物です。

勢いが強まることもあれば、弱まることもあります。

その変化に合わせて、

トレンドの角度やリズムも変わっていく

のが普通です。

②最初のラインに固執するとズレる

価格が何度もラインを割る。

でも「トレンドは続いているはず」と考えてしまう。

これは、ラインに執着している状態です。

見るべきなのは、

ラインではなく、価格の動きそのもの。

ラインは価格に合わせて調整するもの

だと理解しましょう。

トレンドラインを引き直すタイミング

①安値・高値の切り上げ方が変わったとき

上昇トレンドでは、

安値が切り上がっていきます。

その切り上げ方が、

急になったり、緩やかになったりしたら、

ラインを引き直すサインです。

以前のラインに合わなくなったら、

無理に合わせないことが大切です。

②明確に割ったあともトレンドが続くとき

トレンドラインを一度割った。

しかし、その後も高値・安値は更新している。

この場合、

トレンドが終わったとは限りません。

単に、角度が変わっただけの可能性があります。

新しいリズムに合わせて引き直す

という発想が重要です。

引き直すときの考え方

①より多く価格が反応するラインを優先

トレンドラインは、

「正確さ」より「実用性」が大事です。

多少ズレていても、

多くのローソク足が反応しているなら、

そのラインは意味があります。

完璧な一本を探さない

ことがポイントです。

②角度が急すぎるラインは疑う

急角度のトレンドラインは、

長く続きません。

勢いが落ちれば、すぐに割られます。

その場合は、

一段緩やかなラインを引き直すことで、

相場の本当のリズムが見えてきます。

引き直したトレンドラインの使い方

①新しい押し目・戻りの基準にする

引き直したラインは、

その時点での「最新の流れ」を表しています。

そのライン付近での反応は、

押し目・戻りとして十分に機能します。

過去のラインよりも、

今のラインを信頼しましょう。

②ライン割れの判断が明確になる

何度も引き直していると、

「本当に割れた」瞬間が分かりやすくなります。

最新のラインを、

明確に割り、戻っても抑えられる。

この形が出たら、

トレンド転換を疑う段階です。

初心者がやりがちな間違い

①引き直す=間違いだと思ってしまう

ラインを引き直すと、

「最初の判断が間違っていた」と感じるかもしれません。

しかし、それは違います。

相場が変化しただけです。

柔軟に修正できる方が正解

なのです。

②過去のラインをすべて消してしまう

過去のラインには、

過去の相場参加者の意識が残っています。

すべて消すのではなく、

補助的に残しておくと、

重要な節目が見えてくることもあります。

次に学ぶべきこと

トレンドラインを引き直せるようになると、

相場の変化に置いていかれなくなります。

次回は、

このトレンドラインを使った具体的なトレード方法を解説します。

エントリーと決済の精度を、さらに高めていきましょう。

まとめ|トレンドラインは「固定する線」ではない

トレンドラインは、相場の流れを一時的に整理するための目安です。

相場は常に変化するため、同じラインがずっと機能し続けることはほとんどありません。

高値や安値の付き方が変わったと感じたら、遠慮せずに引き直すことが大切です。

トレンドラインに固執しないことが、結果的にトレンドを正しく捉えることにつながります

線を守るのではなく、流れを追いかける。

この感覚を持てるようになると、トレンドラインは非常に心強い判断材料になります。

次回は、こうしたトレンドラインを実際のエントリー判断にどう使うかを、具体的に見ていきましょう。

前の話 第18話:トレンド相場ではトレンドラインを引く
次の話 第20話:トレンドラインを使ったトレード

【投資に関する注意】

本記事の内容は、筆者の個人的な見解であり、特定の通貨ペアや金融商品の売買を推奨するものではありません。

FX取引は元本保証のないリスクを伴う金融商品です。実際のトレードは、必ずご自身の判断と責任にて行ってください。

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