【FX初心者ロードマップ第31話】ボリンジャーバンドの特徴を理解する|相場の状態を読み解く基礎

FX初心者ロードマップ

ボリンジャーバンドを表示させると、価格がバンドの内側や外側を行き来しているのが分かります。

「バンドに当たったら反発するのか」「外に出たら危険なのか」

こうした疑問を感じるのは、ごく自然なことです。

ボリンジャーバンドは、使い方を誤ると非常に分かりにくい指標ですが、その特徴を正しく理解すれば、相場の状態を把握する強力な手助けになります。

この記事では、インジケーター編としてボリンジャーバンドがどんな特徴を持ち、何を示している指標なのかを整理して解説します。

売買ルールに当てはめる前に、まずは性格をしっかり把握していきましょう。

ボリンジャーバンドは何を示す指標なのか

①値動きの広がりと収縮を見る指標

ボリンジャーバンドの最大の特徴は、

相場の「勢い」や「静けさ」を表現できる点です。

価格がどれくらい大きく動いているのか。

それとも、ほとんど動いていないのか。

これを、

バンドの広がり・縮まりで判断できます。

値動きの状態そのものを映す鏡

のような指標です。

ボリンジャーバンドの基本構造を整理する

①中央の線は移動平均線

ボリンジャーバンドの中央には、

移動平均線が表示されています。

多くの場合、

20期間の単純移動平均線が使われます。

この中央線は、

相場の平均的な位置を示しています。

②上下のバンドは値動きの幅

中央の移動平均線を基準に、

上と下にバンドが表示されます。

この幅は、

価格のばらつき(標準偏差)を元に計算されています。

つまり、

「普通ならこの範囲に収まりやすい」価格帯

を示しています。

ボリンジャーバンドの代表的な特徴

①バンドは自動的に広がったり縮んだりする

相場が激しく動くと、

ボリンジャーバンドは外側に広がります。

逆に、

値動きが小さくなるとバンドは縮まります。

これは、

他のテクニカル指標にはあまりない特徴です。

相場の状態変化を視覚的に把握できる

点が強みです。

②価格はバンドの内側に収まりやすい

多くの場合、

価格は上下のバンドの間で推移します。

これは、

バンドが「平均からの許容範囲」を示しているためです。

ただし、

トレンド相場では、この前提が崩れることもあります。

トレンド相場でのボリンジャーバンドの特徴

①価格はバンドに沿って動きやすい

強いトレンドが出ているとき、

価格は上のバンド、または下のバンドに沿って推移します。

この状態を、

「バンドウォーク」と呼びます。

このとき、

バンドに触れたからといって逆張りするのは危険です。

トレンド継続のサイン

として捉えましょう。

レンジ相場でのボリンジャーバンドの特徴

①バンドが収縮し、反発が起きやすい

レンジ相場では、

ボリンジャーバンドは細くなりやすいです。

その中で、

価格が上下のバンドに近づくと反発しやすくなります。

ただし、

必ず反発するわけではありません。

トレンド発生の前兆になることもあります。

初心者がまず理解すべきポイント

①ボリンジャーバンドは「売買シグナル」ではない

ボリンジャーバンドは、

単体で売買を決める指標ではありません。

今はトレンド相場なのか。

それともレンジ相場なのか。

この判断を助けるための指標です。

相場の地図を見るための道具

だと考えてください。

この回のゴール

第31話のゴールは、

「ボリンジャーバンドにはこういう性質がある」と理解することです。

まだ、

具体的な売買ルールを作る必要はありません。

次回から、

レンジ相場・トレンド相場での具体的な使い方に進みます。

次に学ぶべきこと

次回は、

ボリンジャーバンドを使ったレンジ相場でのトレード方法を解説します。

具体的なエントリー判断に近づいていきましょう。

まとめ|ボリンジャーバンドは「相場の状態」を映す指標

ボリンジャーバンドは、価格の上下を予測するための指標ではありません。

値動きが落ち着いているのか、それとも大きく動いているのかといった、相場の状態を可視化するための指標です。

バンドが広がっているときは勢いがあり、狭くなっているときはエネルギーが溜まっている可能性があります。

ボリンジャーバンドは「どこで売買するか」よりも、「今はどんな相場か」を考えるための材料として使うことが重要です。

移動平均線やライン分析と組み合わせることで、相場をより立体的に捉えられるようになります。

次回は、ボリンジャーバンドを使ったレンジ相場でのトレードについて解説していきます。

前の話 第30話:ボリンジャーバンドを表示させる|値動きの広がりを視覚化する
次の話 第32話:ボリンジャーバンド×レンジ相場|行き過ぎを狙う逆張りの考え方

【投資に関する注意】

本記事の内容は、筆者の個人的な見解であり、特定の通貨ペアや金融商品の売買を推奨するものではありません。

FX取引は元本保証のないリスクを伴う金融商品です。実際のトレードは、必ずご自身の判断と責任にて行ってください。

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