【FX初心者ロードマップ第7話】反転ポイントに水平線を引く|相場が止まりやすい価格帯を見つける

前の話 第6話:トレンドは複数のローソク足で判断する
次の話 第8話:レジスタンスライン・サポートラインを超えたところを狙う

トレンドの方向がなんとなく分かってきても、「じゃあ、どこで入ればいいの?」と迷ってしまいますよね。

なんとなく安そう、高そうと感じてエントリーしても、すぐに逆行してしまう経験をした人も多いはずです。

相場には、過去に何度も止められたり、反転したりしている“意識されやすい価格帯”があります。

それをチャート上に分かりやすく示してくれるのが「水平線」です。

この記事では、FX初心者向けに反転ポイントに水平線を引く理由と、どこを基準に引けばいいのかを解説します。

感覚に頼ったトレードから卒業し、「価格帯」を意識したトレードへ進んでいきましょう。

なぜ水平線が最重要なのか

①相場は価格帯で反応する

FXを始めたばかりの頃は、ローソク足の形ばかりに目がいきがちです。

でも、実際に相場が反応しているのは、形よりも価格帯です。

どこで止まったのか。

どこで反転したのか。

どこで勢いが変わったのか。

これらはすべて、特定の価格帯で起きています。

その価格帯を可視化するための道具が、水平線です。

水平線は、相場が記憶している価格を示します。

②水平線はプロも必ず見ている

インジケーターは、人によって設定が違います。

でも、価格そのものは全員共通です。

だからこそ、プロも機関投資家も、必ず水平線を意識しています。

水平線は、

「多くの人が同じものを見ている」

という意味で、とても信頼性が高いのです。

反転ポイントとは何か

①反転は偶然ではない

チャートを見ると、

「なぜここで反転したの?」

と思う場面がありますよね。

でも、反転は偶然ではありません。

そこには必ず、

過去に意識された価格帯。

多くの注文が集まった場所。

こうした背景があります。

水平線は、その痕跡を探す作業です。

②ダウ理論と反転ポイントの関係

ダウ理論では、

高値。

安値。

この2つがとても重要でした。

水平線は、これらの高値・安値を横に伸ばしたものです。

つまり、ダウ理論を視覚化したものとも言えます。

水平線を引くべきポイント

①明確に止まっている高値・安値

まず注目するのは、誰が見ても分かる高値・安値です。

何度も止まっている。

ヒゲが集中している。

こうした場所は、多くの人が意識しています。

分かりやすい場所ほど、強い水平線になります。

②何度も反応している価格帯

1回だけ反応した場所よりも、

2回。

3回。

と何度も反応している場所のほうが重要です。

相場は、同じ価格を何度も試します。

それだけ意識されている証拠です。

初心者がやりがちな水平線のミス

①引きすぎてしまう

初心者ほど、水平線を引きすぎます。

画面が線だらけになる。

これは、逆効果です。

まずは、

「ここは明らかに止まっている」

という場所だけに絞りましょう。

②細かい時間足だけで引く

5分足だけ。

1分足だけ。

これも危険です。

必ず、上位足から引いてください。

上位足の水平線ほど、強く機能する

水平線とローソク足を組み合わせる

①水平線だけではエントリーしない

水平線に到達した。

だから即エントリー。

これは、まだ早いです。

必ず、ローソク足の反応を確認します。

ヒゲが出たか。

実体が弱くなったか。

このセットが大切です。

②反転の「兆し」を見る

反転は、一気に起きません。

必ず、前兆があります。

ローソク足の勢いが弱まる。

ヒゲが増える。

こうした変化を、水平線付近で探します。

次に学ぶべきこと

ここまでで、「どこで相場を見るか」が分かりました。

次回は、水平線を超えたあとの動き。

レジスタンスラインとサポートラインの本当の使い方を解説します。

いよいよ、エントリー判断が具体化していきますよ。

まとめ|水平線は「多くの人が意識している価格帯」を見つけるための道具

水平線は、未来を予言するための線ではありません。

過去に何度も反転したポイントを可視化し、「ここは相場が止まりやすいかもしれない」と考えるための目印です。

トレンドの流れを前提にしつつ、反転ポイントに水平線を引くことで、エントリーや利確、損切りの判断が具体的になります。

なんとなくの位置ではなく、過去の反応がある価格帯で判断する

この意識を持つだけで、トレードの再現性は確実に高まります。

次回は、この水平線を使って「抜けたところを狙う」ブレイクアウトの考え方を解説していきます。

前の話 第6話:トレンドは複数のローソク足で判断する
次の話 第8話:レジスタンスライン・サポートラインを超えたところを狙う