【FX初心者ロードマップ第9話】エントリーしたら必ずすぐにストップロスを設定する

前の話 第8話:レジスタンスライン・サポートラインを超えたところを狙う
次の話 第10話:ストップロスは根拠を持って設定する

次回は、「どこにストップロスを置くべきなのか」という根拠の考え方を、具体例を交えながら解説していきます。

前の話 第8話:レジスタンスライン・サポートラインを超えたところを狙う
次の話 第10話:ストップロスは根拠を持って設定する

エントリーはできるようになってきた。

でも、気づくと大きな損失を一度で食らってしまう。

FX初心者が最初につまずきやすい原因の多くは、「エントリーのタイミング」ではなく、「ストップロスの扱い方」にあります。

「もう少し待てば戻るかも」「ここで切るのはもったいない」──そう思ってストップロスを入れない、あるいは後回しにしてしまうと、取り返しのつかない損失につながりやすくなります。

この記事では、FX初心者向けになぜエントリーしたら“必ずすぐに”ストップロスを設定しなければならないのかを解説します。

勝つ前に、まずは「退場しないためのルール」をしっかり身につけていきましょう。

なぜストップロスが最優先なのか

①FXで本当に怖いのは連敗ではない

FXを始めたばかりの人は、負けることをとても怖がります。

でも実は、FXで一番怖いのは連敗ではありません。

一度の大きな負けです。

コツコツ負けることよりも、

たった一回の判断ミスで、資金の大半を失う。

これが、最も危険なパターンです。

そして、その原因の多くが、ストップロスを設定していないことにあります。

②勝率よりも大事なもの

初心者ほど、勝率を気にします。

でも、FXでは勝率はそこまで重要ではありません。

重要なのは、

1回の負けをどこまで小さくできるか。

ストップロスは、負けの大きさを決める唯一の装置です。

これを入れないトレードは、ブレーキのない車と同じです。

なぜ「すぐに」設定する必要があるのか

①人は不利になると判断が鈍る

エントリーした直後は、まだ冷静です。

ですが、価格が逆行し始めると、

「もう少し待てば戻るかも」

という感情が出てきます。

この時点で、冷静な判断はほぼ不可能です。

だからこそ、感情が入る前に決めておく必要があります。

②後から決めるはほぼ失敗する

「様子を見てから損切りを決めよう」

これは、初心者がほぼ必ず通る失敗ルートです。

なぜなら、

様子を見ている間に、損失は膨らむからです。

ストップロスは、エントリーと同時に存在していなければ意味がありません

ストップロスの本当の役割

①負けを避けるためではない

誤解されがちですが、

ストップロスは、負けないためのものではありません。

負けは、必ず発生します。

ストップロスの役割は、

負けをコントロールすることです。

②トレードを続けるための保険

FXは、短距離走ではありません。

長距離走です。

1回のトレードで勝つことよりも、

100回、200回とトレードを続けられることの方が大切です。

ストップロスは、そのための保険です。

初心者がやりがちなストップロスの失敗

①ストップロスを入れない

論外ですが、意外と多いです。

どんな理由があっても、これはNGです。

②近すぎる場所に置く

少しの値動きで狩られてしまう。

これもよくある失敗です。

ストップロスは、意味のある場所に置く必要があります。

③途中で動かしてしまう

最初に決めた損切りラインを、

都合よく動かす。

これも、大きな損失につながります。

正しいストップロスの考え方

①「ここまで来たらシナリオ崩壊」

ストップロスは、

「ここまで来たら、このトレードは間違い」

という場所に置きます。

感覚ではありません。

シナリオで決めます。

②エントリー前に決める

エントリーする前に、

損切り位置が決まらないトレードは、やらない。

これを、ルールにしてください。

次に学ぶべきこと

ここまでで、トレードの「守り」が完成しました。

次回は、ストップロスをさらに一段階レベルアップさせる。

「根拠を持ったストップロスの設定方法」について解説します。

ここが分かると、損切りへの恐怖はかなり減ります。

まとめ|ストップロスは「負けを小さくするための保険」

ストップロスは、負けをなくすためのものではありません。

想定と違った動きをしたときに、損失をあらかじめ決めた範囲で止めるための“保険”です。

エントリーしてから考えるのではなく、エントリーと同時にストップロスを置く。

この習慣があるかどうかで、トレードを続けられるかどうかは大きく変わります

次回は、「どこにストップロスを置くべきなのか」という根拠の考え方を、具体例を交えながら解説していきます。

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