【FX初心者ロードマップ第3話】主要トレンドは3段階からなる|どの位置で入るかを見極める

前の話 第2話:トレンドは3種類しかない|長期・中期・短期トレンドの基本
次の話 第4話:トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

次回は、「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」という考え方を通じて、どこまでトレンドについていくべきかを考えていきましょう。

前の話 第2話:トレンドは3種類しかない|長期・中期・短期トレンドの基本
次の話 第4話:トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

上昇トレンドだからといって、どこで買ってもいいわけではありません。

同じ上昇トレンドでも、「これから伸びていきそうな場面」と「そろそろ終わりが近い場面」があります。

この違いを知らないまま「とりあえずトレンド方向にエントリー」してしまうと、天井でつかまされたり、伸び切ったところで飛び乗ってしまったりしがちです。

ダウ理論では、主要トレンドが3つの段階(第1段階・第2段階・第3段階)を経て進んでいくと考えます。

この記事では、FX初心者向けに「トレンドの3段階」と、それぞれの段階でトレーダーがどう行動しがちなのかを整理して解説します。

トレンドの“どの位置にいるのか”を意識できるようになると、エントリーと利確の判断がぐっとクリアになっていきます。

トレンドは一気に進まない

①トレンドには流れと段階がある

トレンドというと、一直線に進むイメージを持つ人が多いかもしれません。

でも、実際の相場はそんなに単純ではありません。

上がったり。

止まったり。

少し戻ったり。

こうした動きを繰り返しながら、全体としてトレンドが進んでいきます。

ダウ理論では、この流れを3つの段階に分けて考えます。

先行期。

追随期。

利食い期。

この順番で、トレンドは進行します。

②なぜ段階を知る必要があるのか

この段階を知らないと、トレードはとても苦しくなります。

なぜなら、

「今はどの位置なのか」

が分からないまま、エントリーしてしまうからです。

その結果、

上がりきったところで買う。

下がりきったところで売る。

いわゆる、高値掴み・底売りが起きます。

段階を知ることで、こうした失敗を大きく減らせます。

先行期の特徴

①気づく人がまだ少ない段階

先行期は、トレンドの始まりです。

まだ多くの人が、その変化に気づいていません。

ニュースでも話題にならない。

SNSでも盛り上がらない。

チャートをよく見ている人だけが、違和感に気づく段階です。

②プロが仕込み始める

この先行期で動き始めるのが、プロや大口の参加者です。

一気に買うことはありません。

少しずつ。

バレないように。

静かにポジションを作っていきます。

チャートは静かでも、水面下では動いている

③初心者が気づきにくい理由

先行期は、値動きが小さいことが多いです。

そのため、初心者は「動いていない」と感じてしまいます。

でも、ここが一番おいしい場面になることもあります。

無理に狙う必要はありません。

まずは「こういう段階がある」と知るだけで十分です。

追随期の特徴

①多くの人がトレンドに気づく

追随期に入ると、値動きが分かりやすくなります。

高値と安値が、はっきり更新され始めます。

「あ、これトレンドだな」

と、多くの人が感じる段階です。

②初心者が一番狙いやすい場面

追随期は、初心者にとって最もトレードしやすい段階です。

方向がはっきりしている。

押し目や戻りも分かりやすい。

リスク管理もしやすい。

まずはこの追随期を狙う意識を持ちましょう。

③トレンドが最も安定する理由

この段階では、買いたい人と売りたい人のバランスが比較的安定します。

押したら買われる。

戻したら売られる。

この流れが続くため、トレンドが継続しやすいのです。

利食い期の特徴

①ニュースや話題が増え始める

利食い期に入ると、急に話題が増えます。

ニュースで取り上げられる。

SNSでも盛り上がる。

「今がチャンス!」という声が増える段階です。

②初心者が飛びつきやすい理由

大きく動いたあとなので、どうしても魅力的に見えます。

でも、ここで飛びつくと危険です。

なぜなら、

すでに利益確定が始まっている可能性が高いからです。

③反転が起きやすい段階

利食い期では、少しのきっかけで相場が反転します。

利確が連鎖するからです。

初心者が一番やられやすい場所でもあります。

なぜ高値掴み・底売りが起きるのか

①感情で判断してしまう

焦り。

置いていかれる不安。

これが判断を狂わせます。

②段階を知らない

今がどの段階なのか分からない。

だから、危険な場所でエントリーしてしまいます。

③結果だけを見てしまう

過去の値動きだけを見て判断すると、遅れます。

次に学ぶべきこと

ここまでで、トレンドが3段階で進むことが分かりました。

次回は、トレンドが「いつまで続くのか」について解説します。

ダウ理論の核心に、さらに踏み込んでいきますよ。

 

まとめ|トレンドの「段階」を意識すると無茶なエントリーが減る

ダウ理論では、主要トレンドは第1段階・第2段階・第3段階という3つのフェーズを経て進んでいくと考えます。

第1段階では一部の早い参加者が動き始め、第2段階で多くの参加者がトレンドに乗り、第3段階では出遅れた人たちが飛び乗りやすくなります。

自分が狙っているのは「伸び始めなのか」「伸び切りなのか」を意識するだけでも、無謀なエントリーはかなり減ります。

トレンドの方向だけでなく、「今はどの段階か」という視点を持つことが、ダウ理論をトレードに活かす第一歩です。

次回は、「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」という考え方を通じて、どこまでトレンドについていくべきかを考えていきましょう。

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