【FX初心者ロードマップ第33話】ボリンジャーバンド×トレンド相場|勢いに乗る順張りの考え方

FX初心者ロードマップ

レンジ相場では、ボリンジャーバンドを使って「行き過ぎ」を判断する考え方が有効でした。

では、はっきりとトレンドが出ている相場では、ボリンジャーバンドはどのように使えばよいのでしょうか。

トレンド相場では、価格がバンドの外側に沿うように動く場面がよく見られます。

この動きを「行き過ぎ」と判断してしまうと、かえってトレンドに逆らうことになります。

この記事では、インジケーター編としてトレンド相場において、ボリンジャーバンドをどう解釈し、どう判断に生かすのかを整理して解説します。

レンジ相場との考え方の違いを、ここでしっかり切り替えていきましょう。

なぜトレンド相場では逆張りしてはいけないのか

①レンジと同じ考え方をすると負けやすい

ボリンジャーバンドを使い始めると、

「上のバンド=売り、下のバンド=買い」

という発想が頭に残りがちです。

しかし、

この考え方はレンジ相場限定のもの。

トレンド相場で同じことをすると、

何度も損切りになる原因になります。

相場の状態が変われば、使い方も真逆になる

トレンド相場のボリンジャーバンドの特徴

①バンドが広がり続ける

トレンド相場では、

ボリンジャーバンドが外側に広がっていきます。

これは、

値動きが活発になっている証拠です。

バンドが広がっている間は、

相場に勢いがあると判断できます。

②価格はバンドに沿って進む

上昇トレンドでは、

価格は上のバンドに沿って推移します。

下降トレンドでは、

下のバンドに沿って下落します。

この動きを、

「バンドウォーク」と呼びます。

バンドに触れている=トレンド継続

トレンド相場での基本スタンス

①逆張りは一切考えない

トレンド相場では、

逆張りは選択肢から外します。

上のバンドに触れても売らない。

下のバンドに触れても買わない。

考えるのは、

「どこで順張りするか」だけです。

上昇トレンドでの具体的な考え方

①中央線までの押し目を狙う

上昇トレンド中、

価格はずっと上のバンドに張り付くわけではありません。

一時的に、

中央の移動平均線付近まで戻ることがあります。

この戻りが、

絶好の押し目になります。

上のバンドで伸び、中央線で休む

②再び上のバンド方向へ向かうかを見る

中央線付近で下げ止まり、

再び上向きのローソク足が出る。

この動きが確認できたら、

買いを検討します。

焦って、

上のバンド付近で飛び乗らないことが大切です。

下降トレンドでの具体的な考え方

①中央線までの戻りを待つ

下降トレンドでは、

価格は下のバンドに沿って下落します。

ときどき、

中央線付近まで戻す場面があります。

その戻りが、

戻り売りのチャンスです。

②再び下のバンド方向へ向かうかを確認

中央線付近で上昇が止まり、

陰線が出る。

再び下方向へ動き出したら、

売りを検討します。

中央線はトレンド相場の攻防ライン

利確と損切りの考え方

①利確はバンドに沿って伸ばす

トレンド相場では、

レンジ相場よりも利を伸ばせます。

上昇なら上のバンド。

下降なら下のバンド。

そこに沿って、

トレンドが続く限り保有します。

②損切りは中央線割れ

上昇トレンドで、

中央線を明確に割り込んだ場合。

下降トレンドで、

中央線を明確に上抜いた場合。

これは、

トレンドが弱まったサインです。

やってはいけない失敗例

①バンドに触れた瞬間に逆張り

トレンド相場で、

最も多い失敗がこれです。

バンドに触れるのは、

勢いがある証拠。

それを理由に逆張りするのは、

流れに逆らう行為です。

この回のゴール

第33話のゴールは、

「トレンド相場では、順張りで使う」

と明確に理解することです。

同じボリンジャーバンドでも、

レンジ相場とは考え方が真逆になります。

次回は、

一目均衡表に進み、相場を立体的に見る視点を身につけます。

まとめ|トレンド相場では「バンドに沿う動き」を肯定する

トレンド相場では、価格がボリンジャーバンドの外側や上限・下限付近に張り付くように動くことがあります。

これは行き過ぎではなく、相場に勢いがある状態と考えられます。

レンジ相場と同じ感覚で逆張りをしてしまうと、トレンドに逆らうトレードになりやすくなります。

ボリンジャーバンドは、相場環境によって「意味が変わる指標」であることが重要なポイントです。

トレンドが出ているかどうかを、ラインや移動平均線で確認したうえで、ボリンジャーバンドを補助的に使うことで判断の精度は高まります。

次回は、一目均衡表を表示させ、その基本的な構造を整理していきます。

前の話 第32話:ボリンジャーバンド×レンジ相場|行き過ぎを狙う逆張りの考え方
次の話 第34話:一目均衡表を表示させる|相場の全体像を一度に把握する

【投資に関する注意】

本記事の内容は、筆者の個人的な見解であり、特定の通貨ペアや金融商品の売買を推奨するものではありません。

FX取引は元本保証のないリスクを伴う金融商品です。実際のトレードは、必ずご自身の判断と責任にて行ってください。

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