【FX初心者ロードマップ第30話】ボリンジャーバンドを表示させる|値動きの広がりを視覚化する

FX初心者ロードマップ

移動平均線を使って相場の流れを把握できるようになると、次に気になってくるのが「値動きの広がり」です。

同じトレンド方向でも、勢いが強い場面と、落ち着いている場面では、価格の動き方が大きく変わります。

その「値動きの幅」を視覚的に捉えるために使われるのが、ボリンジャーバンドです。

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、価格がどれくらい拡散しているかを示してくれます。

この記事では、インジケーター編としてまずボリンジャーバンドを表示させ、どんな情報を持っている指標なのかを整理します。

売買ルールを考える前に、ボリンジャーバンドが何を表しているのかを正しく理解していきましょう。

なぜボリンジャーバンドを使うのか

①相場の勢いは目に見えない

チャートを見ていると、

「今は動きそう」「なんとなく静か」

と感じることがあります。

しかし、その感覚は人によってブレやすく、

判断の根拠としては弱いものです。

ボリンジャーバンドは、

相場の勢いを「見える形」にしてくれる指標

です。

ボリンジャーバンドとは何か

①移動平均線+値動きの幅

ボリンジャーバンドは、

中央の移動平均線と、

その上下に引かれたバンドで構成されています。

中央の線は、

基本的に20期間の移動平均線です。

上下のバンドは、

価格の散らばり具合を元に計算されています。

平均からどれだけ離れているか

を見る指標だと考えてください。

まずは表示してみよう

①デフォルト設定で十分

ボリンジャーバンドを使う際、

最初から細かい設定をいじる必要はありません。

多くのチャートツールでは、

期間20、±2σが初期設定になっています。

これは、

世界中のトレーダーが共通して見ている設定です。

まずは同じものを見る

ことが大切です。

ボリンジャーバンドで分かること

①バンドが広がる=相場が動き出している

ボリンジャーバンドが、

外に向かって広がっている状態。

これは、

相場の値動きが大きくなっているサインです。

トレンドが発生、

もしくは加速している可能性があります。

動く相場かどうかを判断できる

のが大きなメリットです。

②バンドが狭い=エネルギーを溜めている

バンドがギュッと縮まっている状態。

これは、

相場が静かで、方向感がない状態です。

ただし、

この状態は永遠に続きません。

次に、

大きく動き出す前触れになることも多いです。

初心者がまず見るべきポイント

①価格がバンドのどこにいるか

価格が、

上のバンド付近にあるのか。

中央付近なのか。

下のバンド付近なのか。

まずは、

この位置関係を見る癖をつけましょう。

これだけでも、

相場の状態が分かりやすくなります。

やってはいけない勘違い

①上のバンド=売り、下のバンド=買いではない

ボリンジャーバンドを表示すると、

つい考えてしまうのが、

「上に来たら売り、下に来たら買い」

という発想です。

しかし、

トレンド相場では、価格はバンドに沿って動き続けます。

表示しただけで逆張りしない

ことが重要です。

この回の目的

第30話では、

「ボリンジャーバンドを表示して、相場の状態を見る」

ことがゴールです。

まだ、

具体的な売買ルールは考えなくて大丈夫です。

次回から、

レンジ相場・トレンド相場での具体的な使い方を解説します。

次に学ぶべきこと

次回は、

ボリンジャーバンドの特徴をさらに深掘りします。

どんな場面で力を発揮するのかを理解していきましょう。

まとめ|ボリンジャーバンドは「値動きの広さ」を見る指標

ボリンジャーバンドは、相場の方向を直接教えてくれる指標ではありません。

移動平均線を中心に、価格がどれくらい大きく動いているかを示すための指標です。

バンドが広がっているときは値動きが活発で、狭くなっているときはエネルギーが溜まっている状態と考えられます。

ボリンジャーバンドは「どちらに動くか」よりも、「どれくらい動いているか」を知るための道具です。

ラインや移動平均線と組み合わせることで、相場の状態をより立体的に把握できるようになります。

次回は、ボリンジャーバンドの特徴をもう少し深掘りし、相場との関係を整理していきます。

前の話 第29話:指数平滑移動平均線(EMA)を活用する|変化に素早く気づくための使い方
次の話 第31話:ボリンジャーバンドの特徴を理解する|相場の状態を読み解く基礎

【投資に関する注意】

本記事の内容は、筆者の個人的な見解であり、特定の通貨ペアや金融商品の売買を推奨するものではありません。

FX取引は元本保証のないリスクを伴う金融商品です。実際のトレードは、必ずご自身の判断と責任にて行ってください。

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